循環器科とは、心臓や血管に関する病気の専門科です。
高齢化や高血圧症・弁膜症などの増加によって心不全になる人が増加しており注意が必要です。

循環器科といってもイメージが湧きづらい方もいらっしゃるかもしれません。簡単にいうと、心臓や血管に関する病気を専門で扱っているのが循環器科です。代表的な疾患として、高血圧症、虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）、不整脈（心房細動など）、弁膜症、動脈硬化症、そして心不全があげられます。
心不全につきましては、ここ近年、患者数が増加しており大きな問題になっています。心不全の主な原因としては、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患がありますが、さらに高齢化によって高血圧症や弁膜症などの病気が原因となり心不全を発症する患者さんも増えています。心不全は「だんだん悪くなり生命を縮める病気」と言われています。罹患率は年齢が高くなるほど多くなり、高齢者がもっとも気をつけなくてはいけない循環器疾患の一つでもあります。

また、循環器疾患は肺や腎臓などの他の病気と重なることが多いため、しっかりと検査を行い早期に適切な治療を行うことがとても大切です。さらにこれらの病気は偏った食事・運動不足・喫煙・過度の飲酒やストレスなどの生活習慣との関連が深いとされていますので、薬物による治療はもちろん生活習慣の改善もまた治療の重要なカギとなります。当クリニックでは、薬物療法・運動療法・食事療法はもちろんですが生活習慣の改善も含めてアドバイスさせて頂きます。下記の「よくみられる症状」やその他に気になる症状がある方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。